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James Tyler Pickups ジェイムス・タイラーは所有する50s、60sのヴィンテージピック アップを、長年に渡りその基本的構造、マグネット、ワインディン グ・パターン、ワイヤーの素材等々を詳しく検証してきました。 と同時にレプリカを追求するのではなく、ギタリストが感じる"気持 ち良い音"を徹底的に追求してきました。そのギタリストが感じる 音とは、35年以上もの間、数知れない大物ギタリスト達のリクエ ストに答えながらギター製作に取り組んで来た過程で、タイラー 自身が培って来た音です。 ジェイムス・タイラーが世に出すオリジナルピックアップ、MAXI- MUM TONE(マキシマム・トーン)その言葉通り、個々のギター がもつ可能性を最大限に引き出す為のピックアップ、それがジェ イムス・タイラーのピックアップへの答えです。 ピックアップ・ボビンやポールピースの製造、ワイヤリングも勿論、 全て自社にて行っています。 モデル別に異なる数々のオリジナル・ワインディング・パターンは、 個体差を排除する為にコンピューター制御されたピックアップ・ワ インディング・マシーンにそれぞれプログラムが組まれています。 またタイラーは、リード線(フックアップ・ワイアー線)の素材は、 ピックアップの他の素材と同等に重要である事にも着目しました。 JTEのフックアップ・ワイヤーは楽器的な観点から見て、最高の 素材を採用したオリジナルのオーダーメイドです。 シングル・コイルにはヴィンテージスタイルの布カバーが付いた ワイヤーがポピュラーですが、それらは一般的な工業規格の銅 線に錫をコーティングし7撚りされた網状ものです。それに対して JTEのワイヤーは、銀でコーティングされた無酸素の銅線を18 撚りされた網状の物で、さらにハムノイズを起こさせないよう、 テフロンの絶縁コーティングが施されています。 これらのアイデアにより、ケーブル中心部ではなく、表面を流れ るオーディオ信号の伝達効率を高めてフルレンジのトーンを生 み出しています。4芯を持つタイラー・ハムバッカーも、同様に このワイヤーを採用しています。 − − − − − − − − − − − − − − − ジェイムス・タイラーよりギタリストの皆様へ ピックアップのデザインとは、マグネット、ワイヤー、金属部品の 働きを正しく理解し、組み合わせ、レイヤーのパターン及びそ のスペーシングを考慮しながら巻いていく事です。それはマジ ックというより科学的な試行錯誤が求められる作業です。しか し、素晴らしいサウンドのピックアップと、そして同じく素晴らし いギターが出会った時のサウンドそのものは、マジックと云え るでしょう。マジックとは、そのギターサウンドがプレイヤーを インスパイアーしてギタリストが更に進化していく事だと私は 信じています。 J T |
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