Viceroy



Volume :
アンプの音量をコントロールします。クリーン・サウンドはおお
よそ1時くらいで、さらに上げていきますと、オーバードライブし
ていきます。Driveコントロールとはシリアルに繋がっていますの
で、このVolumeの設定によって、Driveコントロールによるオーバ
ードライブ・サウンドが変化していきます。

Drive:(クリーン・ブースト・コントロール)
Driveはクリーン・ブースト・コントロールをアンプ回路内に装備
した様な働きをします。ギターの信号がリバーブ回路へ入る前に
Driveがあり、よりゲインとピュアーなサウンドを生み出していま
す。信号はVolume,トーン回路からDrive回路へと繋がっています
ので、Volume,とTone,の設定によって、Drive(クリーン・ブースト)
の効き具合が変化していきます。

Boost:(ブースト・スイッチ)
ミッドレンジとゲインをブーストさるスイッチです。トーン回路を
バイパスさせることによってブーストさせるので、オンにした時は
トーンはほとんど効かなくなります。
アンプの設定をクリーンの状態でブーストさせると、全体のボリュ
ームが上がり、非常に分厚いサウンドになります。また、Volume,
Drive,の設定によってオーバードライブしている状態に設定してブ
ーストをオンにしますと、さらにゲインが増し、スムーズなコンプ
レッション感が得られます。
*パネル上では、ミッド・コントロールのノブを左へいっぱいに回
すとクリックが入り、ブーストがオンになります。
*付属のフットスイッチでもオン・オフが可能です。

Treble:
高周波数帯域をコントロールします。

Middle: 中域の周波数帯をコントロールします。Treble と Middle のコ
ントーロールはインターアクティブに連携していますので、最もダ
ークなサウンドにしたい場合は、Treble,Middleの両方をさげ、そ
の逆は両方を上げて下さい。
*フットスイッチを繋げていない時、Middleを左いっぱいに回しま
すと、クリックが入りブーストスイッチがオンになります。

Bass:
低周波数帯域をコントロールします。一般的に、音量を上げるにつ
れて音圧もどんどん上がってきますので、Bassを下げていくのがコ
ツです。

Reverb:
リバーブをコントロールします。

33/7 watt Power Switch:
The Viceroy は、33ワットと7ワットの2種類の出力が選べます。
33ワットにセットした状態で、出力管が最も効率よく働くように
回路か構成されてあります。7ワットにセットしますと、小音量の
ときでも、オーバードライブさせる事が出来ます。その時々の演
奏のシチュエーションに必要なクリーンサウンドのヘッドルーム
で決めていけます。


Vincent(ヴィンセント)のモデル名がViceroy(ヴァイスロイ)
へと変更致しました。

*ヨーロッパでの商標権の取得に於いて、今まで使用してきた
モデル名を余儀なく変更しなくてはならなくなりました。
モデル名のみの変更であって、スペック、内容に関しましては
一切変更はございませんので宜しくお願い申し上げます。